今夏パリ五輪(オリンピック)代表に内定している男子90キロ級の村尾三四郎(23=JESグループ)が金メダルを獲得した。

初戦の2回戦から4試合を勝ち上がり、準決勝で21年東京五輪銅メダル、22年世界王者のボボノフ(ウズベキスタン)に足車で一本勝ちした。

決勝ではタリボフ(アゼルバイジャン)に技ありを先攻されたものの、終盤に追い込む。足車で技ありを奪い返すと、もう体力が尽きた相手を攻め立て、小外刈りで畳に沈めた。

昨年の世界選手権ドーハ大会で3位の若武者が、パリでは頂点へ、着実に進化している。