大規模大会では国内初となる勝ち残り方式の「スキンレース」が行われた。
大会第1日は、男女の50メートルバタフライで採用された。
男子は五輪2大会連続出場の「カツオ」こと松元克央(27=ミツウロコ)が、優勝した。午前の予選を23秒63で全体のトップ通過。
午後に行われた「スキンレース」では、10人で争う1レース目を23秒42で1着通過。
4人で争う2レース目も23秒73で1着通過。
最後の3レース目は、同じ五輪2大会連続出場の水沼尚輝と、1対1の勝負となった。
スタートからリードを奪った松元が24秒19で水沼に競り勝った。
「初めてのスキンレースで楽しめたけど、恐ろしくきついので…」と苦笑い。
「疲れることでタイミングが遅れたり、体が沈んだりする。その中でも進むために何とかしなきゃいけない。おもりを持ちながら、泳いでいる感じ」とハードさを説明した。
エンターテインメント性を重視した異例のレースだ。
通常の競泳は、午前に予選、午後に決勝が行われる。
スキンレースは短い時間にレースを重ねる勝ち抜き方式。もともと短水路(25メートルプール)で争われる国際競泳リーグ(ISL)の目玉レースだった。「競泳は面白いなと思ってもらう、きっかけになればいい」と、大会を主催する東京都水泳協会の北島康介会長(42)が、導入を決断した。
今大会は、予選10人→準決勝4人→決勝2人で争い、各レースのインターバルは4分。スピードとともに、回復力、タフネスも必要となるレースのスタイルだ。
26日までの北島康介杯は、50メートル種目をすべてスキンレースで行う。25日は背泳ぎと平泳ぎ、26日は自由形でサバイバルマッチが展開される。【益田一弘】


