日本ラグビー協会は2日、秋のテストマッチに向けた宮崎、大分合宿(6日開始)に参加する日本代表メンバー39人と「JAPAN XV」9人を発表した。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、65)が都内で会見を開き、強豪との5連戦へ意気込みを明かした。
27年10月1日に開幕するW杯オーストラリア大会まで2年を切った。12月3日に行われる抽選会までは残り2カ月。世界ランク13位の日本にとって、抽選で有利な12位以内に入るため、5連戦の結果は重要になる。ただ、指揮官は「世界ランクはあくまでランキング。本当の目的は、良いプレーをすること。W杯では、プール戦(予選)で勝つ以外何もない。それがW杯」として、「今はオーストラリアしか意識していない」と言い切った。
秋のテストマッチは世界ランク7位のオーストラリア(25日、東京・国立競技場)とまずは対戦する。欧州に会場を移し、11月1日(日本時間2日)に同1位の南アフリカ、8日に同2位のアイルランド、15日(同16日)に同12位ウェールズ、22日に同11位ジョージアと相まみえる。
初戦は23年まで指揮を執った古巣との対戦となるが「自分がどう感じるかは、全く考えていない」と雑念は捨てた。「フィジカルのバトルになってくる」と予想し、「国立でチケットもよく売れると聞いている。5万人のファンがギャーギャー騒いで、盛り上げて、良い雰囲気の中で戦えること楽しみにしている」と笑顔を見せた。
9月までは環太平洋6カ国対抗戦パシフィック・ネーションズカップ(PNC)を戦い準優勝。現段階を「波乗りをしているような感じ」と表現し、「PNCでは間違いなく成長を感じた。一直線で、右肩上がりで成長することはなかなかないが、良い方向性に向かっている感触は得ている」と、旗印の“超速ラグビー”にも手応えを明かした。
合宿は6日からBKは宮崎、FWは大分で行われ、FWは9日から宮崎に合流する。欧州遠征のメンバーは、後日発表される。


