<世界体操>◇5日目◇11日◇東京体育館

 女子団体総合決勝は、予選を5位で通過し、12年ロンドン五輪出場を決めた日本女子が7位に終わった。滑り出しの平均台は、チーム最年少の寺本明日香(15=レジックスポーツ)、エースの鶴見虹子(19=朝日生命)が、14点台後半をたたき出し、1種目目を終え3位につけた。しかし、床運動でミスが出て、続く跳馬も点が伸びず。3種目を終わって最下位の8位に転落した。段違い平行棒で、何とかオーストラリアを抜いて7位に上がったが、北京五輪、10年世界選手権の5位を下回る結果となった。塚原千恵子代表監督は「メダルを狙うには床と跳馬で戦える選手が3~4人は必要。ただ、日本は団体での力は強い。そう遠くはない」と前を向いた。