<全国高校バスケット選抜優勝大会:明成84-51帝京長岡>◇第5日◇27日◇男子準々決勝◇東京体育館

 連覇を狙う明成(宮城)が2年連続4強入りを決めた。

 冷静沈着なSG納見悠仁(2年)が20得点の活躍で順当に準決勝進出を決めた。第3Q途中、ファウルトラブルに陥ったC八村塁(2年)がベンチに下がるも、納見を中心に選手たちは最後まで落ち着いてプレー。「昨年は自分が抜けると崩れていたが、安心して見ていられた」と八村が言うように安定した試合運びで、終わってみれば33点差をつけての快勝だった。

 28日は桜丘(愛知)と対戦する。納見は「みんなで力を合わせて日本一になりたい」と話した。