日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で番付編成会議を開き、新十両7人を含む十両昇進力士13人を発表した。八百長問題の影響で17人の関取が角界を去ったため、戦後最多となる13人の昇進が決まった。西幕下筆頭の垣添(藤島)、東幕下3枚目の荒鷲(花籠)はともに3勝4敗だったが、戦後初めて負け越しでの昇進となった。昇進力士は以下の通り。

 ▽新十両

 碧山(田子ノ浦)隆の山(鳴戸)荒鷲(花籠)華王錦(東関)南改め天鎧鵬(尾上)千代の国(九重)持丸改め飛天龍(立浪)

 ▽再十両

 垣添(藤島)上林(八角)松谷(松ケ根)双大竜(時津風)妙義龍(境川)浜錦(追手風)