新十両に昇進する鏡桜(24=鏡山)が28日、会見を行った。現在部屋の力士は2人しかいない。審判部長を務める鏡山親方(元関脇多賀竜)にも付け人が必要なため、ほかの部屋から借りることになる。鏡山親方は「どうするか考えただけで、酒がないと眠れない。トイレ掃除や洗濯は自分でやってもらわないと」と苦笑いだった。

 モンゴル出身の鏡桜は「親方がいなかったら、今ここにいない」と親方に感謝した。また、「巡業についていって、いろいろな力士と稽古できたことが自信になった」と笑顔を見せた。