大相撲の高砂部屋が18日、「外国人コスプレ美女」6人の訪問を受けた。派手な衣装にミニスカート姿で稽古見学。手にはカメラにスマートフォン。相撲部屋に似つかわしくない風景に、上がり座敷から指導していた高砂親方(元大関朝潮)も驚きの表情。

 稽古見学後にはちゃんこも囲み、記念撮影もした。部屋最年少の序二段朝上野も「普段は年配の方やお子さんが多いですから。かわいくてビックリ。興奮しました」と目を丸くした。

 経済産業省のイベントで来日し、部屋関係者の紹介で見学が実現した。世界で最も有名なコスプレーヤーでフィリピン人のアローディア・ゴセンフィアオさん(25)は「ぶつかる音も激しい。相撲に興味を持ちました。ちゃんこもおいしかったです」と笑顔。フェイスブックでは200万人を超える支持を得ており、ブログやツイッターでも稽古風景が配信された。三段目朝西村は「世界的に部屋が知られますね」と、うれしそう。