鹿児島生まれの「薩摩神」広島中崎が火消しに成功した。先発ジャクソンが9回に2点を失い、3点差の1死一、二塁でマウンドに上がった。雨が降りマウンドはぬかるんでいたが「準備は出来ていた」。142キロの直球でヤクルト中村を見逃し三振。続く荒木に左前打を浴び2死満塁を背負うも、最後は代打森岡を一直に仕留め「1個甘く入った。(一塁の)新井さんに助けられた」と汗をぬぐった。強気に内角を3球続けて、無失点をもぎとった。

 中崎が3セーブ目で火消しに成功し、チームも開幕カード以来の貯金。緒方監督は「(投球の)入りの部分で反省はあるが、しびれる場面で投げきってくれた」と評価した。中崎自身が「気分です」と生やし続けるヒゲからは風格も漂う。「いつもと変わらない。なんとか抑えられてよかったです」。薩摩神中崎が、9回にいる。【池本泰尚】