日本プロ野球選手会は25日、選手会に加入している支配下選手(725人)の今季の年俸調査結果を発表し、球団別の平均年俸は、ソフトバンクが6960万円で、80年の調査開始以来初めて1位になった。2年連続の日本一で、昨季から1162万円の大幅増額。4年連続1位だった巨人は、推定年俸1億6000万円だった高橋監督が現役引退し、高額年俸を誇った杉内、阿部らも大幅ダウン。昨季から1106万円減の2位で首位から陥落した。

 昨季セ・リーグ優勝のヤクルトは11位から5位にアップ。DeNAは5年連続の最下位になった。全球団の平均年俸は前年比2・6%減の3712万円。セ・リーグは6・0%減の3560万円、パ・リーグは0・7%増の3862万円で、2年連続でパが上回った。年俸1億円以上の選手は昨年より1人少ない64人。ソフトバンクの13人が最多で、巨人は10人。年俸に出来高払いは含まず、選手会に加入していない外国人選手は対象外になっている。