ロッテが今年も交流戦挑発ポスターを作成した。8回目の恒例で、今回の設定はロボット。近未来ロボット型キャラクター、非交流戦士「マジワラン」がセ・リーグ各球団を模した敵ロボットを倒す。球団担当者は「機動戦士ガンダムをモチーフにしました」と自信作に胸を張った。

 メインポスターと対戦カードごとの計7種類ある。強そうなデザインのマジワランに対し、敵ロボットは明らかに弱そう。球団ごとに挑発文言も添えた。今日からの広島戦なら「勝利との破局! 鯉人(こいびと)たちの悲劇始まる!」。カープと恋人をかけて「鯉人」だ。QVCマリンでの3カード(広島戦、阪神戦、ヤクルト戦)では、試合前のスタメン発表時に、ポスター内容をCGで再現した映像を大型ビジョンで展開する。

 31日先発の石川は、広島の印象を聞かれ「田中は社会人でやったけど、すごく良い選手。お手柔らかに」と答えた。挑発は封印したが、マジワランのように“鯉人”を倒すつもりだ。