ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)が27日(日本時間28日)、本拠地でのエンゼルス戦に「2番一塁」で出場し、メジャー単独トップに立つ逆転の12号3ランを放った。

村上は4-5と1点差に詰め寄った7回、なお無死二、三塁の好機でカウント2-2から、救援左腕ポメランツの92・9マイル(約150キロ)の速球を完璧に捉えた。打球は角度48度の高い弧を描き、右翼席へ値千金の決勝弾。最大4点差をはね返す逆転勝利の原動力となった。本塁打数は並んでいたアルバレス(アストロズ)を抜き、両リーグで単独トップ。1本差でアルバレス、この日11号を放ったジャッジ(ヤンキース)がいる。

村上が放った12号3ランは飛距離382フィート(約116メートル)、打球速度95・8マイル(約154・2キロ)。特筆すべきは、打球角度48度という高軌道。角度48度以上の本塁打は、スタットキャストによる詳細なデータ計測が始まった15年以降だと、この日の村上を含めて両リーグ計20本しかない。

15年以降、この日まで6万3040本の本塁打が記録されており、角度48度以上は3152本に1本という超レア弾となった。最高角度は19年5月にアビサイル・ガルシア(レイズ)が放った51度。

ドジャース大谷翔平投手(31)はメジャーで286本塁打を放っているが、最高角度は24年7月ジャイアンツ戦で放った31号ソロの46度。40度以上は8本しかない。

統計によると、打球の初速が98マイル(約158キロ)以上、角度26~30度で打球を放ったときが最も安打になる確率が高いとされている。打球角度が上がるとスタンドインは難しくなる。

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