「ソフトボーイ」こと日本ハム大嶋匠捕手(26)が、プロ初安打をマークした。

 9回1死、代打で登場。ヤクルト石山から右中間を破る二塁打を放った。「ファームでやってきたことを、そのまま出せればいいかなと。ヒットが打てたので良かった」。早大ソフトボール部から11年ドラフト7位で入団して5年目。今季は初の開幕1軍も果たした大砲候補は、プロ通算6打席目で、念願の「H」ランプをともした。

 ここまでを振り返り「(長かったかは)分からないです。比べるものがない」と笑ったが、今後へ「気を引き締めてやっていきたい」と、浮かれる様子はなかった。