巨人が四国IL・徳島のガブリエル・ガルシア投手(27)を新外国人の獲得候補として調査していることが5月31日、分かった。

 ガルシアはベネズエラ出身のサウスポー。米マイナー、米独立リーグなどをへて、今季から徳島に所属。球種は140キロ台中盤の直球、チェンジアップ、縦に落ちるスライダーで、低めに投げ分ける制球力も兼ね備える。この日は高知戦に2番手で登板し2回無失点でリーグトップの7勝目(1敗)。9試合で防御率1・31、55イニングで48奪三振と好成績を挙げている。

 ◆ガブリエル・ガルシア 1989年5月11日、ベネズエラ生まれ。07年にアストロズと契約したが、2Aに昇格できないまま12年に放出。独立リーグなどを経て今年3月に四国IL・徳島入団。オフシーズンは09年から毎年ベネズエラの冬季リーグでプレー。マイナー通算108試合(先発21)で10勝18敗、防御率4・60。180センチ、87キロ。左投げ左打ち。