日本ハムが白星を競り落とした。

 2回に打撃好調の5月の月間MVPレアードが先制打をマークも、直後の3回に先発有原が3連打を浴び同点とされた。

 5回には、先頭の広島田中に勝ち越しの左中間ソロを献上。リードを許したまま7回2失点で降板した。

 8回には2番手谷元がベテラン新井に左中間ソロを許し、流れを手放した。

 3回以降、沈黙を続けていた打線は8回、2死二塁から大谷の16試合連続安打となる左前適時打で1点差に迫るも、反撃はここまで。球場名にもなっているスタルヒン氏の生誕100周年試合に、勝利の花を飾れなかった。

 栗山英樹監督(55)は「何とか同点に追いついて、終盤に持っていきたかった。申し訳ございません」と頭を下げていた。