◆ロッテ盤石継投で3連勝、石川7勝 中日は2連敗

<日本生命セパ交流戦:中日2-4ロッテ>◇14日◇岐阜

 ロッテは初回、角中の適時中前打とナバーロの5号2ランで3点先制。中日は2回にバルデスの適時二塁打で1点を返した。

 中日バルデスは2回以降立ち直り、6回2死満塁もしのいだ。その裏、中日は平田の9号ソロで1点差に迫った。

 ロッテは9回に清田の6号ソロで加点。盤石の継投も決まり3連勝とした。7回2失点の石川が7勝目。中日は2連敗。

◆楽天3連勝、則本トップタイ7勝目 巨人は5連敗

<日本生命セパ交流戦:巨人1-4楽天>◇14日◇東京ドーム

 巨人は1回2死一、三塁の先制機で、阿部が見逃し三振。楽天は2回2死一、二塁で足立が右飛に倒れ無得点に終わった。

 巨人は4回1死、阿部の3号ソロで先制。楽天は6回2死一、二塁から、内田と牧田の連続適時打で逆転に成功した。

 楽天は8回に2点を追加し3連勝。先発則本は8回1失点でハーラートップに並ぶ7勝目を挙げた。巨人は今季2度目の5連敗。

◆日本ハム有原、完封で6勝目 DeNA再び勝率5割

<日本生命セパ交流戦:DeNA0-4日本ハム>◇14日◇ハードオフ新潟

 日本ハムは2回2死二塁から谷口の中前打で先制。3回にも1死満塁から田中賢の右前打とレアードの左犠飛で2点を追加した。

 日本ハムが6回1死一、三塁、市川のスクイズで4点目を追加。先発有原は6回まで被安打4で三塁を踏ませない、安定した投球。

 日本ハム有原が被安打5の好投で6勝目、今季チーム初完封を挙げた。DeNAは連勝が3で止まり、貯金なしの勝率5割。

◆阪神が逃げ切り能見4勝目、オリックスは5連敗

<日本生命セパ交流戦:阪神2-0オリックス>◇14日◇甲子園

 阪神が2回に無死一、三塁から6番高山の遊撃併殺の間に1点を先制。先発能見は3回3安打無失点と上々の立ち上がり。

 阪神能見は5回3安打無失点で降板。2度の満塁を迎えるなど球数は99球に達した。オリックス西は5回4安打1失点で降板。

 阪神は7回2死一、三塁から狩野の適時打で加点した。能見は3試合ぶりとなる4勝目。オリックスは5連敗となった。

◆広島赤松サヨナラ打、リプレー映像検証の末覆る

<日本生命セパ交流戦:広島3-2西武>◇14日◇マツダスタジアム

 3回までは投手戦。広島戸田が毎回走者を背負いながら打者9人で抑えると、西武菊池はプロ野球新記録ペースの7三振を奪った。

 広島が均衡を破った。4回2死三塁から鈴木が左翼前へ先制適時打。さらに6回にはエルドレッドが16号ソロを放ち加点した。

 広島は同点の9回裏2死一、二塁から赤松が中前打。本塁は1度アウト判定もリプレー映像を検証の末に覆り、サヨナラ勝ち。

◆ヤクルト中村の決勝打でソフトバンクに逆転勝ち

<日本生命セパ交流戦:ヤクルト6-4ソフトバンク>◇14日◇神宮

 ソフトバンクは1回、内川の適時打と暴投で2点を先制。2回に3点を返され逆転を許したが、3回には柳田と内川の連打で同点。

 ヤクルトは6回1死満塁で代打今浪が浅い右飛。タッチアップを狙った三塁走者山田も本塁憤死で併殺となり無得点。

 ソフトバンクは7回に代打吉村が勝ち越しソロ。ヤクルトは8回、雄平が同点打、中村が勝ち越し2点二塁打を放ち、逆転勝ち。