ロッテは連敗でソフトバンクとのゲーム差が8・5に広がり、自力での優勝が消えた。

 先発の唐川侑己投手(26)は6回2/3、6安打2失点と力投。ソフトバンク岩崎と投手戦を演じた。最後は足がつったため、回の途中で降板した。

 前回19日の巨人戦では、自己最短となる1回で降板していた。交流戦明けの最初の登板で「調子自体は、そんなによくなかった」と言いながらも、好投した。落合投手コーチからも「次につながる投球だった」と認められた。

 それだけに、1回の同点とされた場面を悔やんだ。1-0の1回、2死走者なしから柳田に四球を与え、続く内川に同点二塁打を打たれた。3回には、再び内川に決勝の右前適時打を打たれた。「せっかく1点、取ってくれたのに。(内川の)前の四球ですね」と反省していた。