阪神ドラフト1位高山俊外野手(23)が先制打を放った。

 3回1死二塁でDeNA先発久保康の内角高め直球に反応。脇を目いっぱい締め、腕を折りたたんでスイングすると、打球は右翼フェンスに直撃。適時二塁打となった。「直前の空振りした変化球を頭に入れていたのですが、インコースの速いボールにしっかり反応できて、うまく回転で打ち返すことができました」と喜んだ。

 23日には、98年坪井智哉(現DeNA打撃コーチ)の球団記録に並ぶ、新人シーズン11度目の猛打賞をマーク。この日も1打席目に左翼フェンス直撃の二塁打を放っており、早くもマルチ安打とした。