ソフトバンクが6月16日ヤクルト戦以来今季6度目の2桁得点でロッテに快勝。1日で首位を奪い返した。初回、柳田が15号先制ソロ。打線に火がつき3回までに8点を奪った。先発和田は8回2失点で14勝目。マイナス0・5差という珍現象は続くが、最短なら28日にも優勝マジックが点灯する。試合後の工藤監督の一問一答は以下の通り。

 -柳田の初回の1発が大きかった

 工藤監督 本当にあの1発が大きな火をつけてくれた。緊張感が試合前にはあったが、あの1本でリラックスしたというか、よし、いけるぞという気持ちになったと思う。

 -柳田が前日の悔しさを取り戻す活躍

 工藤監督 本人も期するものがあったと思う。バットで(結果を)出してくれて、昨日に似た打球も積極的に前に出てきて捕ってくれたのが大きかった。

 -何か柳田に声をかけたのか

 工藤監督 昨日終わって、さあ、切り替えて元気出していこうと。今日も打撃練習の時に、さあ、いこうとは声をかけた。

 -久々の2桁得点

 工藤監督 何点取っても、もう1点、もう1点と声が出ていた。江川の本塁打も大きかった。

 -和田が8回2失点

 工藤監督 今日も安心して見ていられた。

 -加治屋がプロ初登板

 工藤監督 今日が彼の1軍での第1歩。次はしっかり抑えて頑張ってほしい。

 -1日で首位に

 工藤監督 残り試合はまだあるので、毎日、明日の試合に集中して、自分たちの野球ができるように、頑張ります。