中日ドラフト1位小笠原慎之介投手(18)が先発8度目のマウンドも、またプロ初勝利とはいかなかった。

 味方が1点を返し1-2となった直後の6回には、広島5番鈴木に左中間スタンドへ20号ソロを浴びた。小笠原はマウンドでガクッと肩を落とした。

 6回でプロワーストタイの7安打を打たれ3失点。「3回(の丸の犠飛)と6回のホームランによる失点は防げる失点だったと思います。ああいう防げる失点をなくしていかないと、勝てる投手になれないと思います」と反省を口にした。

 6回の攻撃でエルナンデス、高橋の連続適時二塁打で追いつき、小笠原の黒星は消えた。