楽天は3日、コボスタ宮城の正面玄関前で、「台風10号被害支援」のための募金活動を行うと発表した。

 期間は3~15日までの11試合で、試合開始1時間前から約30分間、選手らが参加して行う予定。コボスタ宮城の各所にも募金箱を設置する。

 初日の3日は、梨田昌孝監督(63)も参加する。

 選手会長の銀次内野手(28)は「このたび、被災された地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。自分の生まれ育った岩手県も大変な状況になっています。中学時代から今でも通っている飲食店も水につかってしまったと聞きました。とても辛く、寂しい気持ちです。何も出来ない自分に、今までにない悔しさを感じています。また、年配の方が多く、水が引いてもたまった泥を処理する人手が足りていないそうです。多くの方々が大変な思いをし、不安で眠れない日々が続いている状況に心が痛みます。このような状況だからこそ、東北人の優しい気持ちと、強い心で、1人1人支え合っていきましょう。私たちは東北の球団として、そのような中で生活されている方々に少しでもお力になれればと考え、募金をさせていただくことになりました。私たち楽天イーグルスは再び心を1つに皆さまとともに戦ってまいります」とコメントした。