日本ハムのルイス・メンドーサ投手(32)がアクシデントを乗り越え、ピンチを断った。

 3回1死二塁の場面で、楽天島内の打球が左太もも内側を直撃。すぐに一塁方向へ転がった打球を捕球し、一塁へ転送して投ゴロとしたが、直後に一塁付近で両膝をついてもん絶。一時的にベンチへ戻って治療後、再びマウンドに上がった。2死三塁の状況だったが、岡島を遊ゴロ。打球直撃の痛みに耐え、序盤3回を無失点で切り抜けた。

 吉井投手コーチは「打球が当たってもヘコたれずに投げてくれている。それだけ気合が入っているということだと思う。メキシコのプロレスラーみたいに攻める気持ちを見せてくれている」と、来日3年目を迎えたメキシカン右腕の中盤以降の好投も期待していた。