阪神は9回に登板した石崎剛投手(26)の乱調で、逆転サヨナラ負けを喫した。

 先発横山が初回に先制点を許すも、6回途中1失点の好投。打線も2回に西田の適時打で同点に追いつくと、3回には陽川が押し出し四球を選び逆転に成功した。

 だが、9回に4番手で登板した石崎が、2死一、三塁からボークで同点に追いつかれると、なお2死二塁から西浦に左翼越えのサヨナラ打を浴びた。

 試合後、掛布雅之2軍監督(61)は、1点リードの7回無死満塁で凡退し無得点に終わった江越、横田、陽川のクリーンアップに「あそこで点を取れないようではどうしようもない」とあきれた表情で話した。