中日はヤクルトに今季初となる3連勝で借金を「10」に減らした。

ともに今季初勝利を懸けた中日高橋宏斗投手(23)とヤクルト奥川の投げ合い。高橋宏は「ここ最近試合を壊していたので、結構不安はありました」と率直な胸中を明かしながらも、初回から飛ばした。最速155キロの直球を軸に、要所を締める投球で0を並べた。

試合が動いたのは5回。奥川が3四球などで2死満塁のピンチを招いた。前夜は板山が満塁本塁打を放って勝利。巡ってきた絶好機に、井上監督は「正直迷いました」と代打起用も考えたが「ここまで必死になっている宏斗に賭けよう」とそのまま打席へ送った。右腕は期待に応え、直球を右前へ運ぶ決勝の適時打で、自ら均衡を破った。打線は8回に2点を追加。最後は守護神松山が2試合連続セーブを挙げて接戦を制した。

7回無失点、今季最多125球の熱投に加え、打っても決勝打を放つ活躍でつかんだ今季初白星。高橋宏は「ここまでふがいない結果を残し続けていたので、この1勝をプラスに変えていきたい」と、開幕から約1カ月をへて手にした白星をかみしめた。井上監督も「結果が出なくてもへこむことなく選手たちは必死にやっている。ここから登っていきたいと思います」と、浮上を誓った。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>