広島ブラッド・エルドレッド内野手(36)が敢闘選手賞に輝いた。

 この日は4打数無安打だったが、第1戦から3試合連続本塁打を放つ奮闘が光った。03年阪神金本以来の爆発だった。表彰式で名前を呼ばれると本拠地から拍手喝采。「自分の3本の本塁打でチームに勢いをつけられたと思うよ。3戦目は自分が本塁打を打って、チームに勢いがついてリードしたけど、うちのセットアッパーから相手が点を取った。日本ハムの打者の粘りを褒めたい。両リーグで、一番強いチームが激しい試合を繰り広げた。1試合ごとにタフな試合が続いたね。素晴らしいシリーズだった」と振り返った。