V奪回を目指すソフトバンクの地獄の秋季キャンプ2日目で早くも離脱者が2人出た。30日、江川が左膝膝蓋腱(しつがいけん)の炎症、2年目左腕笠谷が右膝腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)の炎症のためリタイア。工藤監督は「我慢してやらせるより、しっかり治して来年春のキャンプに万全で来るのが一番」と説明。両選手は今日31日から福岡・筑後市のファーム施設でリハビリを行う。
この日の練習開始前、工藤監督は「ついてこられない人は筑後に帰ってもらいます。甘えのないように。ここは競争の場、仲良し集団ではない」と、厳しい言葉でムードを引き締めていた。
初日のランニングでリタイアした育成の樋越は必死に200メートル×20本を完走。前日は特打で足や脇腹がつる選手もいたが、この日のランニング後に倒れ込む選手はおらず。工藤監督も午前9時前から午後6時30分まで、みっちり指導し続けた。育成斎藤には「きちんとキャッチボールをしろ」と一喝。2年目捕手の栗原には、捕手として足りない足の筋肉を指摘し、指導した。厳しい秋の「工藤塾」。ひとりでも多くが乗り切れば、必ず大きな戦力の底上げとなる。【石橋隆雄】



