発熱のため29日(日本時間30日)の米アリゾナ州ピオリアでの合同自主トレ初日を休んだ日本ハム大谷翔平投手(22)が30日(日本時間31日未明)、練習を再開した。

 この日は午前8時前に球場入り。荷物を抱えて1人で宿舎から移動した。午前9時半からの全体アップには参加せず、ウエートトレーニング後にグラウンドへ。まずはトレーナーに付き添われながら外野ポール間を約15分間、ランニング。続けてWBC使用球で軽めにキャッチボールを約10分間行った。「(体調は)大丈夫です。(体の動きも)思ったよりよかったです」。体を動かすのは、日本を出発した28日以来3日ぶりとなった。

 現地に到着した28日(日本時間29日)に38・5度まで体温が上昇。翌朝には37・2度まで下がったが、宿舎で静養していた。この日はキャッチボールを終えた後にカートに乗って移動する際は笑顔も見られるなど、発熱からの回復ぶりを感じさせた。