ロッテが22日、取締役会を実施。山室晋也球団社長(59)の異動が決定したと発表した。12月1日付で取締役となり、20年3月の任期満了をもって退任となる。後任は河合克美代表取締役オーナー代行(67)が代表取締役オーナー代行兼社長を務める。

山室社長は14年の就任以来、球団の健全経営に尽力。昨季は球団創設50年目で史上初の黒字化に成功し、今季も観客動員数が球団新記録となる166万5891人を記録した。2年連続の黒字が見込まれるなど、球団の発展に大きく貢献した。

山室社長コメント 社長として6年間、責務を全うさせていただき、ありがとうございました。千葉ロッテマリーンズはさらなる成長をするために、次のステージへと向かう時となりました。この6年間でさまざまな方々とさまざまな事に取り組み、いろいろな事を一緒に作り上げることが出来たことは素晴らしい時間であり、貴重な思い出となりました。なによりも12球団一のファンの皆様と分かち合えた勝利の喜びはこの上ないものでした。千葉ロッテマリーンズのさらなる成長を願っています。

なお、今回の人事は代表取締役オーナー代行が社長を兼務することで、経営の意思決定および実行の迅速化を図るのが目的。1月の新年スタートから新体制でよりスムーズに混乱なくスタートするために、12月1日から新体制となる。