<パCS第1ステージ:楽天11-4ソフトバンク>◇第1戦◇16日◇Kスタ宮城

 今季限りでの退任が決まった野村克也監督(74)率いる楽天が11-4で第1戦に快勝した。ノムさんと楽天の最後の戦いを密着リポート。ソフ000400000|

 4楽天30400310X|11◆午後10時◆17日の第2戦先発のマー君が球場を後にする。報道陣に囲まれると「明日は自分が自分の仕事をするだけです」と力強く語った。◆午後9時45分◆野村監督がクラブハウスから帰宅の途に。ファンの「ノムさん」コールに笑顔。◆午後9時4分◆ノムさんの勝利会見がスタート。開口一番「まず1勝!」。そして「あと1つが大変。すんなりといってくれればいいが。すべては(第2戦先発の)マー君に託す。やってくれるでしょう」。さらに試合前のミーティングで涙を流したことを明かし「悔し涙だよ。一生懸命やって、良い結果出して、悔しくて、血も涙もない」と話した。◆午後9時◆岩隈が9回のマウンドへ。オーティズを三振。長谷川を一ゴロ、田上には中前安打を許したが、明石を投ごろに仕留め試合終了。大きな1勝を手にした。◆午後8時45分◆7回にダメ押し弾を放った山崎武のコメント。「はぁ~。蚊帳の外にならなくて良かった。それだけ。1人だけ乗り遅れるとね」。◆午後8時32分◆7回裏、先頭の4番山崎武が左翼席へ高々とソロ本塁打。これで先発全員安打。11点目を挙げ、お祭りムードに。◆午後8時5分◆6回裏、1死後、中島が安打と敵失で一気に三塁へ。ここでノムさんが動いた。代走に聖沢を起用。さらに打席に入る草野にベンチから出てアドバイス。すると草野が詰まりながらも中前へ落ちる幸運な適時二塁打。貴重な追加点にノムさんもベンチで高笑いだ。さらに2死満塁となったところで再びノムさんが動く。高須の代走に小坂を起用。そして次打者の渡辺直に何事かささやいた。すると中前に2点タイムリー。10-4!

 ソフトバンクを突き放した。◆午後7時10分◆4回表、岩隈がつかまった。オーティズの2点適時打、さらに高須の2点タイムリー失策で4失点。7点リードが一気に3点差に詰め寄られた。◆午後6時50分◆1回に特大2ランを放ったセギノールのコメント。「真っすぐ。すご~い。あのボールは飛行機になって到着地は福岡」。◆午後6時41分◆3回裏、1死三塁から3番鉄平の適時二塁打で4点目。首位打者のタイムリーにスタンドのボルテージは早くも最高潮に。さらに四球、重盗で二、三塁とし「セギノールの犠飛で5点目。なおも中島が左翼ポール直撃の2ランを放ち7-0とした。これでソフトバンク先発の杉内をKOした。◆午後6時40分◆先頭打者アーチを放った高須のコメント。「これでチームに勢いがつけられたらいいね」。これ以上ない勢いがつきました!◆午後6時36分◆岩隈、絶好調だ。3回をパーフェクト投球。◆午後6時7分◆1回裏、1番高須が杉内の2球目を左翼席へ先頭打者本塁打!

 普段、滅多に笑わない高須が時折笑顔を浮かべてダイヤモンド1周。ベンチで出迎えたノムさんも笑顔でタッチ。いきなりの先制パンチにスタンドが揺れた。さらに2死一塁から5番セギノールが中堅へ2ラン。早くも3-0とリードした。◆午後6時◆プレーボール。先発の岩隈が第1球を投げ込む。岩隈は3者凡退に抑える上々の立ち上がり。◆午後5時57分◆地元の少女ファンが始球式。見事なストライクにファンが沸く。◆午後5時50分◆仙台在住の歌手、さとう宗幸が君が代独唱。◆午後5時30分◆メンバー交換。◆午後4時◆

 楽天の練習が終了し開場。ファンが入場。チケットは完売。◆午後3時57分◆

 ノムさんの会見が終了。「短期決戦はフォア・ザ・チームでやるからいい試合になる」。試合前のミーティングで選手に何を言うのかと問われ「球団を向いて野球をするな、ファンの方を向いて野球をしろ」。◆午後3時35分◆

 野球評論家の黒江透修氏が登場。「任期満了おめでとうございます」とあいさつを受けノムさん、苦笑い。雑談に花を咲かせ「はっきりものを言う人間は嫌われるんだよ」。◆午後3時10分◆

 西武を引退したばかりの清水崇行氏が取材のためノムさんにあいさつ。「清水です。今年で引退しました」。◆午後3時◆

 ノムさんが三塁側ベンチに登場。テレビカメラ13台、約100人の報道陣がお出迎え。報道陣との恒例のおしゃべりが始まる。◆午後2時30分◆

 楽天の練習が始まる。◆午後2時8分◆

 野村監督が球場入り。この日はテレビ局の企画で高橋尚子さんが密着取材。Qちゃんとともにクラブハウスへ。

 [2009年10月16日22時29分]ソーシャルブックマーク