野球の独立リーグ、四国・九州アイランドリーグは30日、高松市内で記者会見し、資金難のために福岡が来季リーグ戦に参加しないと発表した。球団は存続したままで2011年のリーグ戦復帰を目指す。このため来季は5チームで争う。

 同リーグは将来的なリーグ戦参加の意向を持った球団のために準加盟球団制度を創設。来季は福岡のほか、宮崎が準加盟球団となる。新設する岡山と熊本も来季以降の準加盟を希望しているという。

 また今季のレギュラーシーズンの観客動員数などが発表され、1試合平均観客数は782人で、発足から5年間で最低となった。リーグ全体で2億2000万円の赤字だった。

 [2009年10月30日17時41分]ソーシャルブックマーク