巨人の木村拓也(きむら・たくや)内野守備走塁コーチが7日午前3時22分、くも膜下出血のため広島市南区の広島大病院で死去した。37歳だった。宮崎市出身。葬儀・告別式は10日午前11時から広島市西区南観音8の10の8、平安祭典広島会館で。喪主は妻由美子(ゆみこ)さん。

 木村さんは2日に広島市南区のマツダスタジアムで行われた広島-巨人1回戦の試合前に練習でノックを打っている際、ふらつきながら突然倒れた。搬送された病院でくも膜下出血と診断され、意識不明の状態が続いていた。

 木村さんは1991年に日本ハムに入団後、広島、巨人で内外野に加え、捕手も守れる選手として活躍。昨年現役を引退し、今年から巨人の内野守備走塁コーチを務めていた。

 [2010年4月7日11時48分]ソーシャルブックマーク