<西武4-7日本ハム>◇30日◇大宮

 日本ハムが延長11回の猛攻で、5連勝を決めた。1死満塁から小谷野栄一内野手(29)の決勝の2点打など3本の適時打を集中して一挙4点を奪い、西武を振り切った。借金はついに「1」となった大きな1勝。新潟からの移動試合で疲労困憊(こんぱい)、試合開始が遅れるなどトラブルにも見舞われたが、土壇場で集中力を発揮した。梨田昌孝監督(56)は「今日はあまり勝った気がしない」とぼやいたが、笑顔を見せていた。

 [2010年6月30日23時52分]ソーシャルブックマーク