2軍選手への暴力行為があったなどとして、プロ野球西武を7月下旬に解雇された大久保博元・前2軍打撃コーチが、コーチの地位保全と報酬仮払いを求めた仮処分申請の審尋が19日、東京地裁で行われた。西武球団側も出席し、この日で審尋は終了した。決定は1カ月以内に出る見込み。

 大久保氏の代理人を務める阿部鋼弁護士は「解雇に理由がないことから、大久保氏はこれからもコーチとして渡辺久信監督をお支えしたい気持ちであることを強く訴えました」と話した。

 [2010年10月20日2時34分]ソーシャルブックマーク