日本ハムからFA宣言していた森本稀哲外野手(29)が1日、都内のホテルで会見を行い、入団の打診を受けていた横浜へ移籍することを正式に表明した。プロ入りから12年間プレーした日本ハムへの強い愛着から残留するかどうかで、苦悩した心境を吐露。「なかなか勝てないベイスターズで、ファイターズで培ったものを出したい」と長い低迷を打破するためのチャレンジャースピリットが、決断の決め手になったことを明かした。神妙に言葉をつなげていったが「神奈川のみなさん、よろしくお願いします」と新天地のファンへ向け、最後は元気に所信表明していた。

 [2010年12月1日17時55分]ソーシャルブックマーク