巨人の新オーナー、白石興二郎氏(65)が23日、都内のホテルで就任会見を行った。会見の様子は以下の通り。
白石氏
桃井に代わりまして新オーナーになりました白石と申します。今後ともひとつ、よろしくお願いします。
-(会見前の)ファンフェスタで会った原監督とは、どんな話しを?
白石氏
今、球場でやってきましたから。私も6月にグループ本社の社長になって、つい先日、銀座の社に渡辺を訪ねたときにあいさつした程度で、今日あらためて、球場であいさつしました。雑談に終始し、よろしくと。
-来季の補強と育成について
白石氏
育成、補強、いずれも大事な、巨人軍強化の2本柱だと思います。具体的な構想、段取りについては新GMである原沢君を中心に、巨人軍運営の最高責任を持つ桃井社長と、さらには現場の原監督、コーチ、以下、努力、協議しないと。現場とフロントとの風通しを、これまで以上によくして、育成補強に努める。そのための支援をオーナーとしてしていきたい。
-オーナーとして、補強のポイントはどこかと。あるいは期待する選手は?
白石氏
それらについては、ただいま勉強中と、ご容赦願いたい。この段階で選手名、あるいは候補者名を挙げて、交渉を語るのはまだ早いし、まだ準備もできていません。具体的な話しは原沢君を中心に進め、桃井くんとも、原監督とも相談するように言っている。報告が来た段階でオーナーとしての判断を示していくことになると思う。
-DeNAについて
白石氏
昨日も実行委員会で長時間の議論があったと原沢君から報告があった。12月1日には実行委員会とオーナー会議が開かれるわけですが、これまで、DeNAについての説明、それに対しての質問、NPB側の独自の調査があったわけで、それらを踏まえて、多角的な、客観的な状況を分析してオーナーとしての判断を示したいと思っていますが、実行委員会でよく議論してもらうと、その結論を尊重して(オーナー会議に)臨むと思います。
-清武氏の解任が、チーム編成へ与える影響は?
白石氏
清武氏の記者会見に続く、18日の解任。それまで、清武氏がGMの職務を執行していたわけで、それを原沢君が途中で引き継ぐことになっています。清武交渉をいったん、新GMになって白紙に戻した上で、再度出発するとなりましたから。いずれにしろ、影響がある。まあ、ハンディキャップを乗り越えて、来季の勝利奪回に向けてチームの強化をやっていく、そういうことになる。
-清武氏へのスタンスは?
白石氏
18日の解任の決定そのもの。桃井社長の会見に示されている通り。付け加えることはありません。
-オーナーとしての抱負は?
白石氏
私自身、オーナーとしての準備もできていないのが正直。野球も小学校の時に草野球をやった程度。素人同然ではありますが、経営責任者の1人として、巨人軍がファンに親しまれ、愛される存在になる。そのためには、フロントも現場も精進し努力をして、勝てるチームになること。ぜひ、リーグ、シリーズ優勝を果たせるような、チームに、オーナーの立場から支援していきたい。
-清武氏の一件で、巨人のイメージダウンもあった。威信を取り戻すため、どういうことをお考えか?
白石氏
ファンに親しまれ、愛される球団にする。言葉では簡単だけど、実行するのは難しいと思います。1つにはフロントとチームとの意思疎通、風通しをよくすることが1つの方法ではないかな。それ以外にももちろん、ファンへのサービスとか、いろいろあるでしょうけど、まず清武会見以降の、一連の出来事で、日本シリーズを控え、かつシリーズ中の関係者、ファンのみなさまにご迷惑かけたことを重々おわびしなければいけないなと。そのためにも、巨人軍の強化といいますか、優勝できる態勢づくりが一番、ファンへの恩返し、関係者への誠意を示すことにつながるのではないかと思います。
-球団オーナーと会長の役割と権限は
白石氏
球団では渡辺が取締役会長であり、私が取締役オーナーだと。代表取締役は社長である桃井が担当しているわけで。球団の実質的な運営は桃井社長に専念的に執行を委ねる。その上で球団の取締役の一員として公式非公式に意見を言い、協議をするのは当然ですし。さらに加えて言えば、渡辺と私は、グループ本社の代取会長と社長ですから、当然、親会社としての指導、指揮、監督はしなければいけないし、そういう権利もある。それについては、重複した役割をそれぞれ果たしていくことになる。渡辺と私の間で、もちろん桃井社長も含めて、普段、連携を取って。今までもそうしていたでしょうけど、私がオーナーになったことで、それを強化しようと。それが狙いだと思うので。



