巨人は27日、春季キャンプ地である宮崎のサンマリンスタジアム内に創設した“宮崎ジム”を公開した。これまで荷物などが置かれていた一塁室内ブルペン横にある、広さ約190平米のトレーニング室の床を張り替え、筋力トレーニング器具を設置した。総費用は約1400万円で、巨人が宮崎県に寄贈する。

 例年のキャンプでは球場に隣接する県武道館内のトレーニング施設に移動し、一般利用客に交じって筋トレをしていた。早速利用した東野峻投手(25)は「時間を効率的に使えます。ありがたい施設ですね」と笑顔で感想を語った。