DeNA中畑清監督(59)が陸上部を“虎の穴”として活用するプランをぶち上げた。

 10日、都内でDeNA陸上部の創設が発表された記者会見に出席。期待の若手、筒香嘉智内野手(21)の名を挙げると、「あいつは今年、結果を出さないといけない年。出なかったら陸上部に入部させる。地獄の陸上部で吐かせて吐かせてな。まず体力を作ってこい、というのを陸上部にお願いする。長距離が苦手なヤツを逆指名して、行かせる環境ができたのはいいね」とニヤリと笑った。

 同部の総監督に就任した瀬古利彦氏(56)とは現役時代からの付き合いで、「(瀬古は)酒は強いです。根性もすごい。類を見ない情熱を持っているので、必ず花開くと思う」とエール。2月の春季キャンプには同氏が応援に訪れる予定で、ランニングの講習会を開くことも計画中だ。「走ることはスポーツの原点中の原点。正しい走り方、体を痛めない走り方を勉強できれば。世界の瀬古だから」と、コラボを楽しみにしていた。