オリックス馬原孝浩投手(32)が完全復活に向け、順調に調整を進めている。

 12年2月に右肩を手術してから、故障に悩まされてきた。昨年はシーズン終盤に3試合登板し、復調の兆しを見せた。15日にはブルペンで47球を投げた。「パフォーマンスが若い時に近づいている。投げて追い込んでも、夜には体の状態がフラットになっている。開幕からいい形で入れるようにしたい」。体調も万全で口調も滑らか。この日はソフトバンク時代の先輩である斉藤和巳氏(36=野球評論家)が訪問し、ブルペンで投球をチェック。登板後、馬原はピッチングのアドバイスを受けた。