阪神大和外野手(27)が8日、大阪市内で行われた映画「バンクーバーの朝日」(12月20日ロードショー)の舞台あいさつにサプライズゲストとして出演した。

 大和の登場は壇上で話していた主演の妻夫木聡(33)、石井裕也監督(31)にも伝えられておらず、まさかの展開に会場は大盛り上がりとなった。大和は壇上に上がると、妻夫木から「せっかくのオフにすみません」と語りかけられ笑顔を見せた。同作品は戦前のカナダで妻夫木演じるレジー笠原らが、日系移民の野球チームでバントなどを駆使し、白人チームと渡り合うという内容。

 大和は「自分とかぶるところがある。この映画とともに、来年も頑張りたい」と来場者に誓った。妻夫木とは初の対面。出演を終えると「こんな機会、もうないでしょう。むっちゃ緊張しました」と振り返った。