広島田村俊介外野手(22)が1年ぶりに1軍合流となった。前日10日ヤクルト戦で秋山が負傷交代。左太もも裏痛で出場選手登録を抹消された。代わって田村が1軍に昇格する見込みだ。昨年5月12日に出場選手登録を抹消されて以来の1軍に「このチャンスをラストチャンスくらいに思って、頑張りたい」と危機感を胸に1軍に合流する。
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高卒3年目の24年に開幕スタメンに名を連ねた期待の星も、昨季まで定位置を奪うまでには至らなかった。今季は春季キャンプも2軍で過ごし、1軍に呼ばれないまま開幕を迎えた。4月18日まで、打率は2割9厘と低迷した。原点に立ち返り、タイミングを早く取って常に振りに行ける姿勢をつくるようにして打撃が上向いた。ファーム・リーグ直近6試合すべてで安打を放つなど、打率を3割5厘まで上げた。
昨季終盤に若手野手が多く起用された中で、田村は1軍に呼ばれなかった。今季は同学年の新人、ドラフト1位平川蓮外野手(22)や同3位の勝田成内野手(22)の後塵(こうじん)を拝した。「2軍にずっといる場合じゃない。そこに加わって、勝ちにこだわりたい」と危機感を強くした。主力選手のアクシデントによって巡って来た好機をつかみ、再び1軍定着への足掛かりとしたい。



