日本ハムは25日、ヤクルトへフリーエージェント(FA)権を行使して移籍した大引啓次内野手(30)の相手球団へ求めることが可能な補償について「金銭補償」のみとすることを決めた。

 大引は年俸で位置づけるランクでBランクに位置し、ヤクルト側へ年俸の60パーセントの「金銭補償」、または「人的補償プラス年俸の40パーセント」のいずれかを選択できたが、前者と決めた。

 山田正雄ゼネラルマネジャーは「人的補償はなしという形になりました」としてこの日、ヤクルト側へも意向を伝えた。