DeNAのドラフト1位山崎康晃投手(22=亜大)が、驚異のハイペースで順調な仕上がりぶりをアピールした。

 27日、横須賀市内のベイスターズ球場で行われた新人合同自主トレの最終クール初日。室内練習場で早くも10回目のブルペン入り。しかもこの時期としては多い92球を投げ込んだ。大学時代は200球超えも当たり前だったため、決して過剰ペースではない。

 「ようやくあったまった頃に終わりって感じです。キャンプが近いので、それまでに1度は100球近くは投げたかったんです。もう少し投げられるんですが、そこはトレーナーとしっかり話して決めています」と、欲求不満もチラリ。この日は直球のほとんどを外角低めに集めるこだわりの投。「右打者の1番遠いところ。僕の生命線です」と制球に磨きをかけた。