<明治神宮大会:駒大3-1中部学院大>◇16日◇大学の部準々決勝◇神宮

 阪神からドラフト3位指名を受けた駒大・江越大賀外野手(4年=長崎海星)が、好プレーで4強に導いた。

 1点リードの3回、2死二塁で広島ドラフト1位の中部学院大・野間峻祥外野手(4年=村野工)が放った中前打を本塁へ好返球。同点の走者の生還を許さず、チームの危機を救った。4回には四球を選んで盗塁し、2点目につなげた。

 投げてはエース左腕の今永昇太投手(3年=北筑)が7安打1失点で完投したが、西村亮監督(40)は厳しい表情。「今永は本来のピッチングではなかったし、江越も(3回のプレーは)できて当たり前。今日はすべてにおいてパッとしなかったので、次はみんな、もっと伸び伸びやってほしい」と、振り返った。