フォードが美技連発の準備に入る。右翼スタメンで開幕を迎える阪神の新外国人ルー・フォード外野手(31=ツインズ)が27日の前日練習で、対戦相手のデータをインプットする。打者の打球傾向や、味方の配球、状況などによって守備位置をシフトさせる。

 「コーチとは、前日に話し合うことになった。自分はデータを頭に入れつつ、その場の感覚でプレーするタイプ。相手のことは知っておいた方がいい」。オープン戦でスーパーキャッチを多発した新助っ人が開幕に向け、さらに守りの精度を高める取り組みだ。

 26日の練習中に山脇守備走塁コーチとプランを確認した。相手投手の球種など、打撃面の情報は野手ミーティングでフォローできる。その上で守備でも予備知識を蓄積しようと、担当コーチのレクチャーを受けることになった。

 「開幕戦は特別な試合だけど、長いシーズンのひとつでしかない。いいスタートを切れるように準備をしたい」

 22日レッドソックス戦でフェンス激突キャッチ、翌23日のアスレチックス戦では人工芝にスライディングキャッチと派手なプレーで、東京ドームのスタンディングオベーションを受けた。バットはもちろん、グラブでも好発進を狙う。【町田達彦】