<阪神8-4ロッテ>◇29日◇甲子園
猛虎自慢の「JFK」が本来の姿に戻りつつある。盤石リレーのトップは久保田だ。4点リードの7回に登場。4番サブローは外角スライダーで遊ゴロ。続く2人はフォークで内野ゴロを打たせた。「チームが勝っていい感じ。これを続けていきたい」。これで5試合連続無失点と一時の不調を忘れさせる内容だ。
続いたのはウィリアムス。8回、先頭オーティズに右翼線二塁打を浴びてギアチェンジだ。150キロ台の威力ある直球にキレ味抜群のスライダーを交え、ここから3者連続三振を奪った。「キモチイイ!
今年1番の調子だったよ!」。今月中旬には2戦連続リリーフ失敗も経験。来日6年目で最大の挫折を味わった男も、完全復調を遂げた。
そして、藤川が9回を締めた。2番からの中軸をあっさり3者凡退。北京五輪予選でともに日の丸を背負った里崎との対戦では、マウンドで笑みすら浮かべたてロッテ打線をねじ伏せた。今季5度目の「JFK」そろい踏みも完ぺき。迫力と威力は格段に増してきている。【佐井陽介】




