<ソフトバンク7-3ヤクルト>◇3日◇福岡ヤフードーム
ソフトバンクが下位打線の爆発で交流戦初の5連勝を飾った。プロ3試合目の8番中西が初安打、初打点、初本塁打、初猛打賞をマーク。4打数3安打3打点と活躍し、7点のうち5点を挙げた下位打線の象徴になった。
初物ずくめの締めはお立ち台だった。和田から「盛大な拍手で迎えてください」と紹介された中西が登場し、3万人の観衆は大興奮した。「試合が始まる前にまさかこんなことになると思っていなくて、ビックリです」。自己紹介を兼ねた?
初のヒーローインタビューでも夢見心地だった。
2回にヤクルト村中の直球を中前へ転がすプロ初安打。プロ5打席目で「H」ランプをともした。「勢いに乗れた」と、1点を追う4回にはスライダーを強振し、左翼席最前列へ2ラン。プロ初打点と初本塁打の勢いは続く。5回には鎌田の直球を反対方向に打ち、右越えの二塁打で猛打賞までマークした。
ダイエー最後の04年ドラフトで指名され「ポスト城島」と期待され、打撃力を生かすため昨年9月に捕手から外野手へ転向。めきめき調子を上げた。機会を見つけては直接指導した王監督は交流戦初の5連勝も重なり「今日は中西が嫌な流れを変えてくれた。この勝利は大きいよ」と目尻を下げた。【押谷謙爾】



