<巨人3-9西武>◇9日◇東京ドーム
前回対戦のVTRを見ているようだった。巨人はグライシンガーが踏ん張れず、西武に力負けした。3回、高めに浮いたチェンジアップをブラゼルに痛打され3ランを浴びると、4回にも2死から中島に右方向への3ラン。4回7失点で試合の主導権を握られた。
5月23日の対戦でも3本塁打を浴び3回7失点を喫している。「(2試合で)何点取られた?
14点か。次、対戦がある時は考えないといけないね」と原監督は相性の悪さを嘆いた。今季、再戦があるとすれば日本シリーズだが、ローテの柱のグライシンガーに嫌な印象を残してしまった。
勝てば今季初の5連勝で貯金を手にするところだった。前回、勝ち越しを狙った5月29日の楽天戦(東京ドーム)もグライシンガーが負け投手。勝負どころで計算できる投手が星を落とすのは痛い。「コンディションは素晴らしかったけど失投です。すごい打線だし甘く入れば結果は目に見えている」と悔やんだ。制球が生命線のグライシンガーだけに致命的だった。
原監督は「本来の投球ができてない?
できていてこれだと困る」とグライシンガーの復調を願いつつ、会見の最後に「まあ、切り替えて頑張ります」と力強く言い切った。次こそは5割のラインをすんなり超えたい。【竹内智信】



