中日小池正晃外野手(28)が凱旋(がいせん)安打を逃した悔しさを、7月1日からの首位阪神戦にぶつける。29日の古巣横浜戦が雨天中止となり、対戦成績は7打数0安打のまま。「残念です」と悔しがった。気持ちを切り替えるように横浜スタジアムの室内練習場で打撃練習。「同一リーグなのでこれで終わるわけじゃない。阪神戦は1つでも多く勝ってゲーム差を縮めたい」と話した。

 危機感を感じながら敵地甲子園に乗り込む。「やるべきことをやらないと、自分の立場が厳しくなる」。2番中堅として機能しているが、出場選手登録を抹消されている李、森野、井端が復帰への手応えをつかんでおり、うかうかしていられない。「阪神は先発もいいし抑えもいい。先に点を取られたら厳しい。意識するピッチャー?

 そんな余裕ありません」と表情を引き締めた。