<西武10-6横浜>◇23日◇西武ドーム

 横浜の「化けラッタ打線」が帆足に封じ込められた。6回まで散発3安打の無失点で、先発のライアン・グリン投手(34)も2回までに5失点と流れをつかめぬまま連勝は2でストップ。田代富雄監督代行(54)も「西武はさすがに強いチームなんで、なかなか連勝は難しい。負けるときはこんなもん」とサバサバした表情を見せた。

 前日22日にはセ・リーグ今季最多の15点を挙げたが、打線は水物だ。それでも7回から3イニング連続で2ランが飛び出すなど、最後まであきらめなかった。田代代行も「やられっぱなしじゃあね。何とか、という気持ちは大事だよね。またチームに元気がなくなっちゃうから」と終盤の粘りに手応えを感じていた。

 [2009年5月24日9時28分

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