借りを返す!
今季1勝も挙げていない(4敗)苦手神宮球場での3連戦を控えて阪神真弓明信監督(56)が17日、「借りを返す」と逆襲を誓った。室内練習場を出て宿舎へのバスに乗り込む前。真弓監督は一瞬、神宮球場の外壁に視線を送った。苦い思い出しか残っていないスタジアムを見やって、きっぱり言った。
「借りは返さないとな」
隣接する室内練習場での指名練習。遠征先で通常なら投手のみが調整を行うが、実戦打席の少ない若手の大和、水田、浅井、清水(18日に選手登録予定)の野手組も参加。さらに先発右翼定着を狙う桜井も呼び、打ち込みに時間を割いた。そこで真弓監督自らが打撃投手役となった。昨秋の高知・安芸キャンプ、4月27日倉敷での練習に続く登板は桜井、水田、大和の3人を相手に117球を数えた。
桜井は「打ちやすい球でした。(投げてもらって)よかったです」と意気に感じた。今季のヤクルト戦は6試合で打率3割5分7厘、5月7日の神宮では左腕石川から今季2号を放つなど相性は悪くない。前回、3連戦3連敗を喫した神宮球場(5月15日)では右翼メンチがブレーキとなって「桜井を使え」の大合唱が起きた。同時にファンからブーイングを浴びてしまった真弓監督も、屈辱は忘れていない。今季通算3勝9敗の天敵は目下リーグ3位につけ、クライマックス圏内をキープ。9・5差をつめるべくにっくき神宮球場でリベンジを果たす。
[2009年8月18日11時41分
紙面から]ソーシャルブックマーク



